うがみんしょら〜(こんにちは)、やちゃ坊です
私の住む九州が記録的な早さで梅雨入りをしました。
平年より20日早く、統計史上2位の早さなんだそうです。
皆さんは、梅雨は好きですか?
私はジメジメとした湿気は苦手だけど、意外と映画などをダラダラ見て
インドアに過ごせる梅雨もいいなあと思う今日この頃です。
ということで、
今日は、登山歴7年目の私が、梅雨時期の登山について
必要な服装や持ち物、また、レインハイクの注意点についてお伝えしようと思います。
梅雨といえど、晴れ間はありますから、
そんな時には、山に行きたくて、ついうずうずしてしまうものです。
今が見頃の『ミヤマキリシマ』についてはこちら!
年間雨量の多い屋久島登山についてはこちら!
→【世界遺産 屋久島】縄文杉だけじゃない!もののけ姫の舞台『白谷雲水峡』
梅雨の登山って危険なの?レインハイクとは?
梅雨イコール登山が危険とは言えません。
なぜなら、梅雨といえど、全く晴れない日があるわけではありません。
おそらく、皆さん、晴れ間を狙って登山に行くのではないかと思うからです。
しかし、梅雨であれば、普段以上に、急にレインハイクになってしまう可能性が高いです。
レインハイクとは、言葉の通り、雨の中、登山をすることです。
結論:梅雨でも登山は出来ます。
しかし、
- 山の天気は変化しやすいため、いつでも雨を想定して準備する
- レインハイクは、通常の登山より危険が多い
上記二つのことを念頭におくことが重要です。
レインハイクおすすめ!というより
梅雨は『絶対雨対策』といった内容をお伝えしていきます。
梅雨時期の登山での注意点
梅雨時期の大きな注意点は二つです。
- 雨対策を怠らないこと
- 雨登山(レインハイク)の危険性を知っておくこと
それでは、詳しく解説していきます。
梅雨登山の注意点1|登山における雨対策とは?
そもそも、山の天気は変わりやすいです。
だから、実際には梅雨に限らず、登山の際は必ず『雨対策』をしておきましょう。
- 雨が降ることを想定した服装・持ち物の準備
- 天気予報のこまめなチェック
- 中止判断の基準を決めること
服装・持ち物については、後ほど詳しく説明します。
天気予報のこまめなチェック
登山日が決まったら、登山前日・当日の天気予報はこまめにチェックしておきましょう。
おすすめの山の天気予報サイトはてんきとくらすです。
こちらの記事にも詳しく記載していますので、合わせてどうぞ!
中止判断の基準を決めること
雨が降ったけど、強行突破!!というのは、あまりオススメできません。
レインハイクの魅力もあるとは思いますが、
危険性の方が多いからです。
- いつまでに(当日?前日?)
- 誰が(自分?リーダー?)
- どのように(登山指数がCだったら?)
などの判断基準を事前に立てておきましょう。
山は逃げませんから、中止も立派な登山経験になりますよ!
→登山初心者や登山に自信がついてきた人必見|山を登る時に注意すること
梅雨登山の注意点2|雨登山(レインハイク)の危険性とは?
大事なことなので、何度もいいますが、
レインハイクには普段以上に危険と隣り合わせです。
- 土砂災害に巻き込まれる
- 登山道のぬかるみや湿った石での怪我や滑落の恐れ
- 霧などの視界不良による道迷い・遭難
- 雨に濡れ低体温症になる
土砂災害に巻き込まれる
日本は自然災害の多い国ですから、この危険性は皆さん承知だと思います。
- 1週間前から『局所的または断続的な大雨』『台風』などが起きていなかったか
- それらによる、河川の氾濫、土砂崩れは起きていないか
など、必ず確認しましょう。
また、登山中に増水や道が崩れているなどを発見した場合は、
無理せず、事前に迂回ルートを調べ登山計画を変更したり、
速やかに下山したりと正しい判断をしましょう。
楽しいはずの登山で命の危険にさらされないように注意しましょう。
登山道のぬかるみや湿った石で怪我や滑落の恐れ
山は、地上よりも湿気が多いので、
前日の雨の影響が続いていることがよくあります。
ぬかるみや石で滑って怪我・滑落してしまわないように
普段以上に注意して歩く必要があります。
霧などの視界不良による道迷い・遭難
雨が降ったり湿気が高まったりすると、
霧や雲によって本当に視界が悪くなってしまいます。
足元も思ったように見えづらく、
また、普段なら気付くはずの道標を見落としてしまうなど
怪我・遭難の恐れに繋がります。
また、時間帯が分かりづらく、『いつの間にか夜だった』など
気づいた時には、遭難していたという最悪の状態にもなりかねません。
その為にも、登山には必ずヘッドライトを持参しておきましょう。
雨に濡れ低体温症になる
低体温症とは、体が一定の体温以下になることで様々な症状が起きることです。
雨によって体が濡れたり、
濡れたままの衣服を着たりすることによって
体温が奪われ、重篤な場合は死に至ります。
登山中は、救急車などをすぐ呼ぶことが難しい為、
必ず、体や衣類を雨にさらさない為の対策をしておきましょう。
それだは、実際に何が必要か説明していくよ〜!!
梅雨時期の登山での服装
こちらが私の実際のレインハイク時の服装です。
この日は、登山開始時は晴れ、登るうちにだんだんと雲行きが怪しくなりました。
ただ、山頂はまた晴れたんですけどね♪
それくらい、山の天気は変わりやすいということです。
帽子
登山において帽子は熱中症も防いでくれる為、あった方が良いでしょう。
最近は、収納もコンパクトで防水加工の帽子も多くあるので、
晴天・雨天どちらも活用できます。
フード付きレインウェアもありますが、
熱が、こもりやすくもあるので、
帽子があるとより快適です。
グローブ
登山中、木や岩場を触れる機会が多いので、グローブがあると良いです。
雨の際は、特に手が濡れたり汚れたりする不快感を無くしてくれます。
私は、よくスマホを触ったり、蒸れが気になったりするので、
指先が出たタイプを使用することが多いです。
用途に応じて、使いやすいものを探してみてください。
レインウェア
レインウェアは、登山においては、確実に必須アイテムです。
一番初めの登山グッズとして購入すべきくらいに重要です。
なぜなら、雨から体や衣類が濡れるのを防ぐのが、このレインウェアだからです。
必ず上下セットで、自分の体型に適したものを購入しましょう。
ザックの中からさっと取り出し、普段の登山ウェアの上から着用できることが大切です。
レインウェアは、雨天でなくても防寒として活用もできます。
必ず、ザックには毎回入れて登山に挑みましょう。
登山ブランドのレインウェアが特にオススメですが、
あまり手ごろな値段ではありません。
始めは、手ごろな値段のものから、徐々にお気に入りのものを探していきましょう。
登山って意外と出費がかさむのよねぇ。。。
スパッツ(ゲイター)
登山では、足元をカバーしてくれるスパッツ(ゲイター)を装着します。
ゲイターは、
靴の中に、泥や砂、石、雪などが侵入するのを防いでくれたり、
泥はねによって、大事な登山靴が汚れるのを防いでくれます。
また、足首の冷えにも多少効果がありそうです。
雨の日だけでなく、登山道がぬかるんでいる時や雪山でも活用できます。
ロング・ショートタイプがあり、
膝下までの雪山を登る際は、ロングを使用するなど、
用途や好みでどちらを使用するかが変わります。
九州登山では、冬でもショートのみで十分活用できます。
梅雨時期の登山で必要な持ち物
ザックカバー
自分の体を濡らさないことと同じくらい荷物を濡らさないことも重要ですよね。
最近のザックは防水加工の物もありますが、
ザックカバーがあるとより安心ができます。
ただ、ザックカバーも完全に防水してくれるわけではありませんので、
貴重品は防水バックやジップロックなどを活用しておくと、
収納もしやすく、防水にもなり一石二鳥です。
ヘッドライト
ヘッドライトも雨天関係なく、登山には必須アイテムです。
雨天は昼間でも視界が悪くなることがある為、
滑落などの事故や遭難を防ぐ為に必ず携帯しましょう。
また、準備の段階でしっかりライトが点くか確認したり、
予備の電池も持参したりすると、より良いでしょう。
梅雨時期の登山に必要な服装や持ち物|雨の日登山は危険?|まとめ
結論
梅雨でも登山は出来るが、
- 山の天気は変化しやすいため、いつでも雨を想定して準備する
- レインハイクは、通常の登山より危険が多い
ことを念頭におくことが重要
- 雨が降ることを想定した服装・持ち物の準備
- 天気予報のこまめなチェック
- 中止判断の基準を決めること
- 土砂災害に巻き込まれる
- 登山道のぬかるみや湿った石での怪我や滑落の恐れ
- 霧などの視界不良による道迷い・遭難
- 雨に濡れ低体温症になる
いかがだったでしょうか?
登山初心者向けにこちらの記事も合わせてどうぞ!
登山仲間が増えますように♪
ありがっさまりょうた〜!!!
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